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陸自、英陸軍との実動訓練のため渡英
機甲教導連隊の要員等が偵察訓練を実施
陸上幕僚監部は9月27日、「令和元年度英国における実動訓練(ヴィジランド・アイルズ19)」を実施すると発表した。陸上自衛隊としては、訓練部隊を英国に派遣するのは初となる。
訓練実施部隊は、陸上自衛隊からは富士学校・機甲教導連隊内の偵察隊の人員を基幹に、通訳含め自衛官約20名が参加。英陸軍からは第1情報・監視・偵察旅団名誉砲兵隊の人員約30名が参加する。なお、陸自部隊の装備は89式小銃等が主要装備とのこと。
訓練は、英国・スコットランドのゲアロックヘッド・トレーニング・キャンプ、ストローン・キャンプおよびユー湖周辺で、9月29日から10月24日までの間行う。訓練期間中は、空路および陸路での潜入や警戒監視体制の構築等の訓練のほか、総合訓練として潜入から監視、離脱までの一連の流れを演練するとのことだ。