ウイングトラベル
杭州市が日本で新観光プロモーション展開
渋谷でイベント、動画投票キャンペーンも
中国の杭州市文化広電観光局は、日本市場向けの新たな観光プロモーション「杭州に出逢う」をスタートした。渋谷駅直結の再開発エリア「渋谷ストリーム」での「杭州文化観光フェスティバル」(9月23日〜29日)のほか、日本語の公式ウェブサイトを開設、ウェブサイト上での動画投票キャンペーンを展開する。
観光プロモーション発表会の場で、中国駐東京観光代表処首席代表の王偉氏は「中日間では観光交流が盛んに行われており、なかでも長江デルタの大都市である杭州市は、その先駆者、リーダーとして期待している。杭州は3つの世界遺産(西湖、京杭大運河、良渚古城遺跡)を有するだけでなく、本社のあるアリババなど、活気あふれるイノベーション都市としてデジタル経済を牽引している」とコメント。
杭州へはANAが成田と関西から直行便を運航するなど、アクセスも至便で、昨年は24万3000人の日本人が訪問、その数は前年比で12.6%増となった。王氏は「国別の訪問者数で日本は第3位だが、今回の観光プロモーションで新しい杭州の魅力を訴求することにより来年は第1位、2位に上昇するのではないか」と期待を見せた。
※写真=プロモーション発表会の様子。左から高橋伸哉氏、宮瀬浩一氏、ANA営業センター販売計画室 朱 金諾 常任理事、中国駐東京観光代表処 王 偉 首席代表、奥中尚美氏