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カンタス航空、新流通プラットフォーム導入
旅行会社通じた販売・サービス提供機能強化
カンタス航空は、新たな流通プラットフォーム「Qantas Distribution Platform」(QDP)を導入し、旅行会社における航空券の販売、予約、サービス提供機能を強化し、よりパーソナライズされたサービスを提供する。
QDPは、旅行会社による間接販売チャネルの機能をQantas.comが提供する機能とより密接に連動させることで、旅行会社がカンタスのプロダクトをより販売しやすく、よりシームレスな顧客サービスが行えるようになる。
旅行会社は、客室や機内食の画像、足元の広い座席の予約など、顧客がカンタスのプロダクトを体験するのに必要なリッチコンテンツにアクセスできる。また、カンタス・フリークエントフライヤーの会員ステータスなどの情報も販売時に提供する。
QDPは、旅行関連のテクノロジー開発を手掛けるFarelogix Inc.と提携して開発した技術プラットフォーム。国際航空運送協会(IATA)の新流通企画(New Distribution Capability=NDC)基準を採用しており、QDPはIATAの催行認定であるNDC Level3認定を受けている。
カンタス航空は、初期のQDPの認定パートナーとして、Travelport Ltd、Serko Ltd、 Corporate Travel Management Group Pty Ltdと提携する。現在、他のGDSやパートナー企業とも新プラットフォームの導入等について話し合いを進めている。旅行会社は、これら認定パートナーの接続を介してQDPにアクセスできる。