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2019.10.03

ウイングトラベル

ツーリズムEXPOジャパン、大阪で会見

観光大臣会合18カ国参加、IR展7事業者出展

 日本観光振興協会(JTTA)、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)の業界3団体の主催で、10月24日から27日まで開催される「ツーリズムEXPOジャパン大阪・関西」の記者会見が10月2日、大阪市内で行われた。初の大阪・関西となるツーリズムEXPOは、海外100カ国・地域と国内47都道府県が出展し、来場者は業界関係者3万4000人、一般来場者9万6000人を見込んでいる。
 展示・商談会では需要喚起を図り、3回目を迎える観光大臣会合には世界18カ国・地域と観光団体のトップが顔を揃え、ツーリズムの重要性を発信する。また、海外旅行などのシンポジウム、ジャパン・ツーリズム・アワードの表彰式を実施し、ツーリズムの課題を議論する。
 観光大臣会合に参加する18カ国・地域・観光団体は、ブータン、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ウズベキスタン、ベトナム、フランス、イタリア、リトアニア、スイス、ブラジル、ジャマイカ、米国、エジプト、南アフリカ、チュニジア。これだけのトップ級が出席する観光大臣会合は、世界でも少なく、ツーリズムEXPOの最大の目玉となった。
 今年の基調講演は、建築家の安藤忠雄氏が「心に残る旅」をテーマに登壇する。
 また、今年は新たに「IRゲーミングEXPO」を開催する。10社以上の出展が決定し、その中にはIR事業7社が協賛出展する。世界を代表するラスベガス・サンズ、ゲンティン・シンガポール、ギャラクシー・エンターテイメント、メルコ・リゾーツ、MGM、サンシティグループ、ラ・ヴォーグが名を連ねる。

 

※写真=上段・左から早坂学ツーリズムEXPOジャパン推進室長、伊東和宏JNTO市場横断プロモーション部長、王沁柔台湾観光協会副所長、下段・左から森井英二タイ国政府観光庁マーケティングマネージャー、清水貴美子マレーシア政府観光局マーケティングマネージャー、竹原浩二フィリピン政府観光省シニアマーケティングスペシャリスト。