ANA、ドライビングツーリズムを海外に発信

第1弾四国、訪日客レンタカーで地方へ誘客
　
　全日空（ANA）は、ドライブを通じて日本各地の魅力を体感することができる「ドライビングツーリズム」を、海外に発信することを発表した。これにより、日本の地域の魅力を伝え、訪日観光客の地域への誘導と広域周遊を促進することを目指す。
　ANAはこの取り組みの第一弾として実施する「四国ドライビングツーリズム with ANA」を展開する。ニッポンレンタカーサービスと西日本高速道路（NEXCO西日本」)と協力して、ドライブでしか体験できないアクティビティや、車でないと行くことが難しい地域の魅力的なスポットを訪日観光客向け観光情報サイトにて取り上げる。コンテンツ内では、コインパーキングの使い方やインバウンド向け高速道路パスなども紹介し、レンタカー利用の精神的なハードルを下げることにより、欧米からの旅客を中心に誘客を図っていく方針だ。
　具体的には訪日旅客向け観光情報サイト「Japan Travel Planner」内特集サイトで紹介する。3日で周遊できる四国のドライビングコースを3ルート設定。実際に各地をドライブした様子を動画・webコンテンツで発信する。
　さらにサイト経由でニッポンレンタカーを予約した人限定の特別料金プランを提供する。高松空港、松山空港、高知空港、徳島空港営業所で予約分を対象に特別プラン料金を提供する。この特別プランの提供は、来年3月31日まで。