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統幕、ロシア艦艇3隻の対馬通過を確認
遠洋航海任務のためか、東シナ海へ航行
統合幕僚監部はこのほど、ロシア海軍艦艇3隻が10月7日午後12時ごろに上対馬北東約60キロの海域を航行しているのを確認したとして、これを発表した。この3隻は、スラバ級巡洋艦、ドゥブナ級補給艦、ウダロイI級駆逐艦で、日本海から対馬海峡を通過して、東シナ海へ向けて航行した。
ロシア海軍艦艇を確認したのは、海上自衛隊第3ミサイル艇隊「しらたか」(佐世保)。防衛省は、ロシア国防省の発表によって、ロシア軍艦艇がアジア太平洋地域への遠洋航海任務のため、10月1日にウラジオストクを出港したのを確認。それに関係する艦艇の通過と見られる。また、自衛隊艦艇などへの危険な行動や日本領海内での航行などについては、今のところないとしている。
※写真=7日に対馬海峡を通過したロシア海軍艦艇。上からスラバ級巡洋艦、ドゥブナ級補給艦、ウダロイI級駆逐艦(提供:統合幕僚監部)