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関空、総旅客数が4月単月で過去最高更新
神戸空港も4月単月で過去最高に
関西エアポートは5月25日、同社が運営する関西空港、伊丹空港、そして神戸空港の利用実績を発表した。それによれば、関西空港の総旅客数は4月単月として過去最高の253万4106人を記録。前年比13%増加となった。また伊丹空港の旅客数も前年比9%増加した131万1592人と好調。7ヵ月連続で前年実績を上回った。さらに、4月から新たに運営を担うことになった神戸空港についても、4月として過去最高の25万2980人(8%増)となり、好調な船出となった様相だ。
関空4月、国際線は15%増の198万人で過去最高
外国人旅客数17%増、日本人も12%増加と好調
関西エアポートがまとめた4月の空港実績のうち、関西空港については、前述のとおり国際線・国内線合計旅客数が過去最高を記録した。この数字を牽引したのが国際線旅客数で、こちらも過去最高を更新した198万3808人(同:15%増)となり、なかでも外国人旅客数は149万7940人(17%増)と、4月単月として過去最高の数値を塗り替えた。日本人も12%増加した48万人と好調に推移した。ちなみに国内線の旅客数は5%増加した55万298人だった。
関西エアポートによれば、昨年同期と比べると、中国・韓国方面が顕著な成長だったとのことで、関空発のLCCネットワークも豊富になっているハワイ方面についても、旅客数が増加したことで牽引役となったとの見方を示した。
貨物取扱量については、前年比7%増加した7万3561トンで、このうち国際線が7%増加した7万2064トンと好調だった一方、国内線は8%減少した1497トンに留まった。
また、航空機の発着回数は、4月として過去最高を記録。総発着回数は5%増えた1万5692回となった。なかでもやはり国際線発着回数が8%増加した1万1769回と好調で、このうち国際旅客便は8%増加した1万368回だった。ちなみに国際線貨物便は11%増加した1237回、国内線は1%減少した3923回だった。
〔関空〕
▼旅客数=253万4106人(13%増)
・国際線=198万3808(15%増)
・うち日本人=47万9090人(12%増)
・うち外国人=149万7940人(17%増)
・国内線=55万298人(5%増)
▼航空機発着回数=1万5692回(5%増)
▼貨物量=73561トン(7%増)
〔伊丹〕
▼旅客数=131万1592人(9%増)
▼航空機発着回数=1万1318回(前年並)
▼貨物量=1万382トン(1%減)
〔神戸〕
▼旅客数=25万2980人(8%増)
▼航空機発着回数=2276回(5%増)