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2019.10.16

ウイングトラベル

東京オリパラ契機に訪日旅行者を地方誘客

政投銀と交通公社が調査、関心高い文化体験

 日本政策投資銀行と日本交通公社は共同で、東京オリンピック・パラリンピック開催時のアジア・欧米豪の訪日外国人旅行者の意向調査レポートをまとめた。それによると、アジア、欧米豪ともに、回答した半数以上が訪日観戦意欲を示し、中でも訪日経験が比較的少ない国・地域ほど観戦意欲が高い傾向にあることが分かった。
 また、訪日観戦を望む回答者の9割以上が、開催地以外の地方への小旅行を希望、小旅行で訪問したい地域は、開催地だけでなく全国に及び、東京五輪・パラリンピックが日本国内、とくに地方へのインバウンド誘客のチャンスであることを指摘した。
 小旅行の訪問先は、アジアでは北海道が5割を占め、東京近郊、関西が4割、九州、沖縄が約3割と続く。欧米豪では東京近郊が4割以上を占め、以下関西、北海道、中国、沖縄と続く。

 

※画像=東京オリンピック・パラリンピック開催時の地方旅行意欲