エミレーツ・グループ、30年連続で増益達成

エミレーツ航空は営業利益24％増、旅客数4％増

　エミレーツ・グループは、2018年3月期決算を発表した。グループ全体の売上高は過去最高の1024億AEDディルハム（約279億米ドル）に達し、41億AEDディルハム（約11億米ドル）の利益を出して30年連続の増益を達成した。売上高は前年度比8％増、利益は67％増と大幅な増益だった。
　また、エミレーツ航空の業績は、貨物事業の好調により売上高は前年度比9％増の923億AEDディルハム（約252億米ドル）、営業利益は24％増の28億AEDディルハム（約7億6200万米ドル）と増収増益を達成した。エミレーツ航空の旅客数は4％増の5850万人、座席利用率は前年度の75.1％から77.5％に上昇した。