コスタクルーズ、沖縄発着のクルーズ開始

外国船では初、超ショートクルーズを提案　

　コスタクルーズは沖縄を発着する新たな日本発着クルーズ商品を展開する。那覇港を出港し、宮古島と基隆（台湾）に寄港し那覇に戻る3泊4日のクルーズを展開する。今年はトライアルとして10月18日発を皮切りに3本の商品を用意。来年は4月と10月に計10本のクルーズを運航。長期の休暇を必要としない「超ショートクルーズ」を提案する。コスタクルーズは沖縄発着クルーズで1本あたり750人の日本人旅客の参加を目標に設定。空路で沖縄に来てもらい、クルーズに参加する「フライ＆クルーズ」で全国各地から集客していく考えだ。
　今回のクルーズはこれまでの日本発着クルーズで使用している客船「コスタ ネオロマンチカ」（最大乗客定員1800人）を使用する。今回は外国船による短期間でのクルーズを実現するため、海外までの距離が近いことや、日本各地から航空便が就航し、全国各地からの送客が可能とすることを狙い那覇港を母港としてクルーズを実施することにした。さらに同社では今回のクルーズ商品を提供することで、沖縄本島の観光施設や飲食、ホテルなどへの経済効果や新たな観光需要の開拓など沖縄の活性化にも貢献できるとしている。

※写真＝沖縄発着クルーズを紹介するチラシ