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2019.10.18

WING

第8回西太平洋潜水艦救難訓練に海自「ちよだ」派遣

豪州、米国、韓国等20ヵ国参加、訓練や諸行事など

 海上幕僚監部は10月15日、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちよだ」をオーストラリアへ派遣して、豪州海軍主催の第8回西太平洋潜水艦救難訓練「パシフィック・リーチ2019」に参加すると発表した。派遣期間は10月16日から12月7日までの期間で、訓練を行う期間は11月4日から15日となっている。
 訓練には「ちよだ」艦長の渡邉忍2等海佐以下人員約150名が参加。洋上訓練を豪州・パース西方海域で行い、陸上訓練や各種行事を豪州海軍スターリング基地で行う。参加国は日本、主催国の豪州のほか、米国、韓国、シンガポール、マレーシアが参加するほか、オブザーバー参加国も含めると20ヵ国程度参加する予定となっている。
 訓練では潜水艦救難訓練を始め、潜水医学分野の医療シンポジウム、潜水艦運用安全に関する会議、遭難潜水艦捜索・救難の図上演習等を行うとのことだ。

 

※写真=海上自衛隊は潜水艦救難艦「ちよだ」を派遣して、豪海軍主催のパシフィック・リーチ2019に参加する(提供:海上自衛隊)