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AirX、西武HDと軽井沢ヘリチャーターで実証実験
55分の空の旅で東京-軽井沢結ぶ、現地で遊覧飛行も
AirXと西武ホールディングスは10月18日、東京ヘリポート-軽井沢プリンスホテルのヘリコプターチャーターサービスの実証実験をスタートすることを発表した。実証実験は10月26日から開始する計画で、所要時間はおよそ55分。両社は7月末から9月初旬にかけて、東京ヘリポートと下田プリンスホテルおよび箱根プリンスホテルを結ぶヘリコプターチャーターの実証実験を実施。今回の東京-軽井沢間のヘリコプターチャーターの実証実験は、それに続く第二弾となる。ちなみに第一弾の実証実験の利用者は計36日間の運航で93名だった。
軽井沢といえば、西武ホールディングスが軽井沢プリンスホテルや軽井沢・プリンスショッピングプラザなどを通じて開拓してきた国内有数のリゾート。軽井沢は週末を中心に慢性的な道路渋滞が発生することなどが課題となっている。
そうしたなかAirXと西武ホールティングスは、AirXが展開するヘリコプターチャーターサービスを使って、短時間で東京-軽井沢間にアクセスすることができるようにし、そのニーズを実証実験を通じて調査する。加えて、軽井沢における非日常的な体験型アクティビティとして、遊覧飛行サービスも提供する計画だ。
AirXは低料金のヘリコプターチャーターを構築することを目指している。そこで今回の東京-軽井沢間のチャーターサービスについても、一人あたり最大1/3の低料金で提供することを目指しており、その料金は一人あたり4万3900円(税別)。通常のヘリコプターチャーター利用時には約14万円(AirX調べ)を要することから、約1/3の値段に抑えるとしている。
投入する機体は1機定員5名のものを基本とし、予約人数によっては1機定員3名のものを運用する。
ヘリチャーターで西武のリゾートホッピング構想も
※写真=AirXと西武ホールディングスが東京-軽井沢間のヘリチャーターサービスの実証実験。今夏実施した第一弾の東京-下田・箱根間の実証チャーターは93名が利用した(提供:AirX、西武ホールディングス)
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