ウイングトラベル
関空冬ダイヤ、国際定期便は初の週1500便超
韓国方面108便減も中国方面が飛躍的成長
関西エアポートが発表した2019年冬期スケジュールの国際定期便運航便数によると、エアライン各社の運航便数合計で、同空港開港以来初となる週1500便を超える運航便数を計画していることが明らかになった。韓国方面では18年冬期スケジュールから108便と大幅に減少するも、中国路線が大幅にネットワークを拡大したことで国際旅客便数は週1409便となり、2018年冬期スケジュールと比較して週72便増加して過去最高になった。
関西エアポートによると、国際旅客便数は中国本土路線の拡大が著しい。中国本土路線は、開港以来初の定期便として、海南航空が連雲港経由蘭州線を週2便、上海吉祥航空が常州線を週3便で運航するほか、中国東方航空と深セン航空による南昌線、上海吉祥航空の温州線も加わることで就航都市数は38都市となり、18年冬期スケジュールから5都市増加した。また、既存の就航都市でも複数の航空会社で増便が予定されているため、中国本土路線は168便増えた週583便と大幅に増加する。