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オリンパス、新型の超音波フェーズドアレイ探傷器販売
オリンパス初のTFM機能搭載、高解像度で欠陥視認
オリンパスは新型の超音波フェーズドアレイ探傷器「OmniScan X3」の販売を開始する。10月30日から世界各地で順次発売中で、日本国内では11月1日から発売する。
オリンパスが販売を開始した超音波フェーズドアレイ探傷器「OmniScan X3」は、検査領域全体に焦点を合わせるTFM(トータルフォーカシングメソッド)機能によって、これまで難しかった検査への適用や、より忠実な画像化による検査効率の向上を実現するとしており、同社にとって最上位機種だという。
「OmniScan X3」は、検査領域全体に焦点を合わせるTFM機能をオリンパス製品として初めて採用。高い解像度で欠陥を視認することができるようになっており、これにより縦方向の割れの全体像の検出などこれまで難しかった検査の実現や、対象内部の忠実な画像化によって経験が浅い検査者でも内部状態を推定することが可能とした。
※写真=超音波フェーズドアレイ探傷器「OmniScan X3」(提供:オリンパス)