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2019.10.31

WING

関空、燃料油流出想定した海上防災訓練を実施

巡視艇2隻はじめ関係機関が参加し各種訓練行う

 関西エアポートは10月30日、関西国際空港でタンカーからの燃料油流出事故を想定した海上防災訓練を11月5日に実施すると発表した。
 訓練は関空オイルタンカーバースで行なわれ、海上保安庁や警察、消防等の関係機関が参加。海保巡視艇2隻や関西エアポートの防災船等4隻のほか、消防車、燃料回収車等の各種車両を使って、初動対処から流出油回収、海上救助等の一連の流れを訓練するとのこと。

 

〈関空海上防災訓練概要〉
▼日時11/5 14:00~15:20(小雨決行)
 ※予備日:11/6 同時間帯
▼場所:関西国際空港オイルタンカーバース
▼参加機関=
・海上保安庁関西空港海上保安航空基地(巡視艇2隻)、泉州南広域消防本部、関西空港警察署、一般財団法人 海上災害防止センター、関西エアポート(防災船他4隻)、関西エアポートオペレーションサービス(燃料回収車1台、消防車3台、資材運搬車1台、救護車1台)、関西エアポートテクニカルサービス(作業車1台)、関西国際空港内航タンカー海上安全協力会(タンカー1隻)
▼参加人数:約125名
▼訓練内容:初動措置訓練、情報伝達訓練、付近航行船舶への周知訓練、ガス濃度測定訓練、オイルフェンス展帳訓練、流出油回収および希釈拡散処置訓練、海上行方不明者捜索、救助訓練(海上救助)、負傷者搬出救助訓練(陸上救助)、消火放水訓練、緊急離桟訓練、緊急避難訓練