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2019.11.14

ウイングトラベル

米オレゴン州知事来日「幸福度高める観光体験」PR  

食テーマの観光ルート開発、観光客の誘致推進

 米国・オレゴン州のケイト・ブラウン知事と同州観光局のトッド・デヴィッドソン最高経営責任者(CEO)ら観光団体関係者が来日し、11月13日に記者会見を行った。会見でブラウン知事は「日本市場は米国以外からの観光客の中で2番目に訪問者が多く非常に重要な市場」と述べた上で「オレゴン州の豊富な自然やアウトドアアクティビティは幸福度を高める体験をすることが可能だ。是非多くの日本人にオレゴン州を訪問してもらいたい」とアピールした。また、地元の観光関連事業者とともに、食をテーマとした5つの観光ルート「オレゴン・フード・トレイル」を新たに設定したことを発表した。
 また、観光局のデヴィッドソン知事は今後の観光振興の大きなテーマとして「環境に配慮した観光」を挙げ、電気自動車を使用して実施するツアーやサイクリング関連の新たな観光素材の導入などを検討していることを明らかにした。

 日本人客は年間7万人訪問、世界2番目の市場
 2021年にユージーンで世界陸上、米国初開催

 
 オレゴン州は観光関連で約123億億ドルの収益をもたらし、約11万5000人の雇用創出効果をもたらすなど、州経済にとって重要な産業の1つとなっている。このうち日本人訪問客は年間約7万人、観光消費額は約9000万ドルとなっているなど、州の観光にとって大きなウェートを占める存在となっている。

 

 「オレゴンのDNA」環境配慮の観光推進
 電気自動車活用のツアーなどを検討
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 ブラウン知事「観光客増加へ大きな効果期待」

※写真=記者会見でオレゴン州観光の魅力をPRする関係者。写真中央がオレゴン州のケイト・ブラウン知事、その左がオレゴン州観光局のトッド・デヴィッドソンCEO