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2019.11.15

ウイングトラベル

ツーリズムEXPO初の地方開催「実のある内容」

地元経済界が盛り上げ貢献、商談会も成熟

 日本旅行業協会(JATA)の越智良典事務局長は11月14日の定例記者会見で初の地方開催となった「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」の開催報告を行った。越智理事・事務局長は「開催前は色々と不安視する声もあったが、出展関連でもこれまでになかった動きが出てくるなど実のある内容となったのではないか」と総括した。また、商談会についても「関西はもとより、関東を始め全国各地からバイヤーが集まり、日本の旅行マーケットでも展示会を活用した商談文化が根付きつつある」と評価した。
 今回のツーリズムEXPOジャパンは10月24日から27日の4日間、大阪市のインテックス大阪をメイン会場として開催された。海外100カ国・地域、国内47都道府県がブースを出展。来場者数は前半2日間の業界日が4万8308人、後半2日間の一般日が10万2791人。あわせて10万2791人が来場した。
 業界日の商談会については、バイヤーが645人、セラーが978人、商談件数が8392件となり、いずれも昨年の東京開催を上回る実績となった。このうち旅行会社のバイヤーは関西から301人が参加したのを始め、関東からも187人、その他エリア(北海道・東北・中部・中四国・九州・沖縄)からも計127人が参加する結果となった。
 

 

※写真=日本旅行業協会の越智良典理事・事務局長