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2019.11.15

ウイングトラベル

イスラエルへの日本人旅行者倍増をめざす

イスラエル観光省ピンカス・アジア部長来日

 イスラエル観光省アジアマーケティング部のソフィア・プリザント=ピンカス部長がこのほど来日し、本紙のインタビューに答えた。ピンカス部長は、来年3月からエルアル・イスラエル航空が成田−テルアビブ線の定期直行便に初就航すること契機に、イエスラエルへの日本人旅行者数の倍増をめざすとともに、魅力的な旅行商品造成を促進するため、日本の旅行会社へのサポートを充実させる方針を示した。

 

 成田からの直行便は「ゲームチェンジャー」
 エルアル航空就航で日本マーケット開拓

 2019年のイスラエルへの海外からの訪問者数は総計450万人と予想している。ここ数年の年間成長率は20%を超えている。イスラエルを訪れる日本人旅行者数は年間約2万人だが、年間成長率は90%と急成長している。2019年は9月時点で前年実績を既に上回っている。
 イスラエルへの訪問者数のトップ3は米国、ロシア、ドイツの順。伸び率が高いのはアジアで、中国、韓国、日本が伸びている。アジアは全体から見ると大きな人数ではないが、伸び率は非常に高く、順調に増加している。
 来年3月12日から成田−テルアビブ線の定期直行便の就航を契機に、日本人旅行者数を現在の年間約2万人から、2倍に拡大することをめざしたい。日本からイスラエルへの移動時間が一気に短縮されるため、直行便の就航は「ゲームチェンジャー」と捉えている。この機会に日本マーケットを開拓し、大きく成長させていきたい。

 

 イスラエル、歴史・文化とハイテクが融合
 テルアビブは「ノンストップ・シティー」
 死海だけでないバラエティに富む観光素材
 都市と砂漠共存、砂漠に絶景の5つ星ホテル
 旅行会社にファムトリップ、セミナー実施
 伝統のワインと建国によるイスラエル料理
 シニア・女性・若者にイスラエルをアピール
 訪問すれば「イスラエルの親善大使」になる

※写真=インタビューに応えるイスラエル観光省アジアマーケティング部のソフィア・プリザント=ピンカス部長