ウイングトラベル
メキシコ国内のビーチリゾートへ送客促進
アエロメヒコ航空が旅行会社向けセミナー開催
アエロメヒコ航空(AMX)は、メキシコ国内のビーチデスティネーションの販売促進を目的に「メキシコビーチデスティネーションセミナー」を開催した。セミナーではアエロメヒコ航空からメキシコのビーチデスティネーションへのアクセス関連の説明が行われた。このほかツアーオペレーターのトラベルファクトリージャパンを始め、メキシコのビーチにリゾートを運営するハイアット ホテルズ アンド リゾーツ、RCD Hotels、パレスリゾートの日本担当者が、注目のビーチデスティネーションに関する最新情報についてプレゼンテーションを行った。
セミナー冒頭、アエロメヒコ航空の加藤欣弥日本支社長があいさつにたった。
加藤支社長は日本発着の国際線の座席供給数が約5900万席で座席消化率が84.5%となっていることを紹介した。さらに日本政府などが2030年に双方向交流9000万人を実現を目指しているものの、供給座席数が大幅に増えるかどうかは疑問であるとした上で「座席供給が増えない限り、いかに継続的に収益を確保して商品造成するかが重要。アエロメヒコでは引き続き旅行会社の収益性向上に結びつく取り組みに貢献していきたい」と強調した。
今後注目の5つのビーチリゾート都市を紹介
日本で人気のカンクンと匹敵する観光素材が存在
アエロメヒコ航空からのプレゼンに続き、トラベルファクトリージャパンの山岡利光営業部長からは「カンクンだけじゃないメキシコのビーチ」をテーマに、プレゼンテーションを実施。山岡部長は「カンクンは世界中からの旅行者が集まる。特に11月はサンクスギビングなども重なり大変混雑する。そのためカンクンだけを販売していると価格競争に巻き込まれてしまう」と述べた上でまだ日本人への認知度は高くないが、素晴らしいリゾートが存在するビーチとして、プエルトバジャルタ、ロスカボス、リビエラ・マヤ、ブラヤ・デル・カルメン、トゥルムという5つのデスティネーションを紹介した。
※写真=セミナー冒頭であいさつする、アエロメヒコ航空の加藤欣弥日本支社長
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※写真=今後日本で注目しておきたいメキシコのビーチデスティネーションを紹介するトラベルファクトリージャパンの山岡利光営業部長