日本システム開発、旅行業セミナー開催

仕事が劇的に変わる効果的な時間術」

　日本システム開発（NSK）は、恒例の旅行業セミナーを開催、今回は「仕事が劇的に変わる効果的な時間術」をテーマに、時間管理の専門家を迎え、働き方改革が進むなか、仕事時間の効率アップへ向けたヒントについて紹介した。
　セミナー講師を務めたのは、平日は建設会社の総務経理担当部長として勤務しながら、大学講師や「時間管理コンサルタント」、セミナー講師、税理士と、5つの仕事を掛け持ちする石川和男氏。実務経験をベースに、生産性を下げずに残業を減らす「時間管理術」を確立、数多くの著書もある。
　セミナーでは、石川氏が「上司／部下とのコミュニケーション」「時間は金で買う」「1日30分を短縮する片づけ術」「仕事を速く集中して行う最も重要な習慣」「先延ばししたい（優先順位の高い）仕事を終わらす技術」「チームで残業時間を減らす」の６つに分けて説明。「全部ではなく、一つでも二つでもこれだったらできることを実践して習慣化して頂きたい」と訴えた。

　Web販売の現状を紹介
　「強み」を打ち出す必要性

　一方、NSKのプレゼンテーションでは、「Web販売の現状」と題し、各旅行会社のホームページの比較と、消費者の購買行動について触れながら、Web展開をする上での必要事項について分析した。
　NSKでは、旅行会社へのコンサルティング業務の一環として、各旅行会社のホームページを定点観測している。中堅以上の旅行会社と比べ、小規模な旅行会社のホームページは、しっかり作りこんでいる会社は少数で、ホームページを持たない会社がいまだ大多数を占める。

※写真＝（左）セミナーの様子（右）石川和男氏