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ADO決算、当期純利益が71.8%増の11億500万円
AIRDO(エア・ドゥ)が発表した2018年3月期決算によると、売上高は3.3%減少した474億8300万円と減収となった。その一方で損益面では、営業利益が31.9%増加した25億6600万円に、経常利益も61%増えた19億1300万円、当期純利益も71.8%増加した11億500万円と、各利益段階において前年同期比で大幅な増益を記録した。
同航空では、サービス面において、昨年6月に羽田空港のカウンターリニューアルを実施し、さらに本拠である新千歳空港についても今年1月にカウンターをリニューアル。木目調のデザインを採り入れるなど、親しみやすさを強調するデザインとした。
そうしたサービス面の強化を図るなか、営業面においてもきめ細かな運賃設定と需要予測を連動した精緻な座席コントロールを実施。さらに、「AIRDO Biz」による法人販売を強化することなどで、旅客数は過去最高を記録したほか、昨年9月にはモバイル端末普及に伴い、利用者の旅のスタイル変化や訪日外国人旅行者の急増に対応すべく、ウェブサイトのリニューアルなどにも取り組んだ。