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2019.11.27

WING

ANA、中国域内空港にアリペイ導入

 全日空(ANA)は11月26日搭乗分から、キャッシュレス決済「アリペイ(Alipay、支付宝)」を中国域内の空港に導入することを発表した。ANAとしては、悪天候などの理由による中国発着便の欠航・遅延に伴い発生する補償の受け取り方法にアリペイを追加する方針だ。
 アリペイは現金に代わる電子マネーとして、中国の人々の生活に密着した決済手段。欠航・遅延補償の受け取り方法にアリペイを導入することで、より簡単便利に電子マネーを受け取りすることが可能となり、空港での待ち時間の大幅な短縮を実現することを目指す。
 なお、アリペイ導入の対象空港は北京首都国際空港、上海浦東国際空港、上海虹橋国際空港。対象便は北京・上海を発着するANAグループ運航の国際線で、アリペイアプリ登録済の旅客が対象となる。

 

※画像=ANAはアリペイを中国の3空港に導入。欠航・遅延補償の受け取りにアリペイを導入することで利用者利便を図る(提供:ANA)