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2019.11.28

WING

GEアディティブ、新型の金属3Dプリンター開発

来年第1四半期から出荷開始へ

 GEアディティブは傘下コンセプト・レーザー社製の金属3DプリンターであるM2シリーズの最新モデル「M2シリーズ5」を発表した。これはドイツのフランクフルトで開催された「フォームネクスト(formnext)」で発表したもの。同社によれば、「M2シリーズ5」はGEアディティブが拠点を構えている独リヒテンフェルスにある工場で製造し、2020年第1四半期から出荷を開始する予定だという。
 GEアディティブによると、「M2シリーズ5」では表面粗さとマルチレーザーによるステッチングの改善によって、造形パーツの品質を向上。ビルドプレートの全面、複数のビルド(造形)や装置間のパフォーマンスの一貫性の向上したほか、造形パーツの再現性・一貫性の担保(装置に対する一貫性の構築、調整、制御)なども図った。
 さらに、造形パーツの品質を監視してフィルターの変更を最小限に抑えるための密閉ガス回路や内部に10以上のセンサーを備えることで造形スペースの内部環境を厳密に把握・制御することができるようにした。
 加えて、光学系&周囲の温度変化を制御する冷却システムを搭載し、・・・

 

※写真=GEアディティブが新型の金属3Dプリンターを発表(提供:GEアディティブ)