ウイングトラベル
ADO中間期、純利益66.8%増の23億6600万円
臨時便や767-300ER2機導入など生産量拡大が寄与
AIRDO(ADO)が発表した2020年3月期中間決算によると、その中間純利益が前年同期比ベースで66.8%増加した23億6600万円と大幅に拡大した。営業収入はコードシェアによる座席販売分を含めて7.1%増加した253億3700万円と増収。損益面でも、本業の儲けを示す営業利益は24.3%増えた36億6900万円、経常利益が34.5%増加した34億5600万円となるなど、好調に推移した。
ADOによると、費用面では増便による生産量の増加に伴って直接運航経費が増加したとして、事業費が5.1%増加した194億2200万円となった。販売費及び一般管理費は、営業関連費用の増加などにより0.8%増加した22億4500万円となり、営業費用としては4.6%増加した216億6700万円となった。
通期の業績見通しについてADOは、当初予想から上方修正した。営業収入は当初予想比12億円増加する469億円に修正。損益面でも、営業利益を3億円増える15億円に、経常利益が3億円増加する10億円、当期純利益は2億円増加する7億円と予想した。
※写真=ADO機材