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2019.11.29

ウイングトラベル

旅行会社6社がハワイ島で遊覧バスを共同運行

JOTC活動の一環、初年度2000人の利用目指す

 JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)北中南米部会はハワイ島の旅行需要喚起を目的に来年4月から遊覧バスの運行を始めると発表した。JATA会員の6社が運行に関するコストなどをシェアし実施する。ハワイ島は昨年のキラウエア火山の噴火で需要が減少していたが、火山活動の落ち着きにあわせ旅行者数も回復基調となっていることを受け、ハワイ島周遊の利便性向上を図り、さらなる旅行者送客につなげるのが狙い。初年度は週3便運行し、2000人の利用者獲得を目指す。
 今回の遊覧バスは「コナ ヒロ ゆうらんバス」として運行する。共同運行に参画するのはJTB、近畿日本ツーリスト首都圏、ジャルパック、日本旅行、ANAセールス、東武トップツアーズの6社。また、ハワイ州観光局も協賛している。
 運行ルートはコナを起点にレインボー滝〜カメハメハ像〜ヒロの街〜スイサン〜カフェ100〜イミロア天文学センター〜ヒロ大神宮〜ビッグアイランドキャンディーズを巡る。運行開始は来年の4月1日で、毎週水曜・木曜・土曜日の3便運行する。

 

※写真=各旅行会社が遊覧バスを紹介。写真上はジャルパック、左下がJTB、右下が近畿日本ツーリストのパッケージ旅行パンフレット

 

写真=「コナ ヒロ ゆうらんバス」の運行を発表するJOTC北中南米部会の遠藤修一部会長(右)と鈴木卓ハワイ・サブ部会長