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2019.12.03

WING

国内初、航空機産業の非破壊試験技術者試験実施へ

国内第3者機関実施で中小企業の負担低下など期待

 日本国内で初めてとなる航空機産業の非破壊試験技術者資格試験を実施することが決まった。経済産業省によれば、非破壊試験技術者を育成手法はこれまで、海外機関や国内大手企業に限られていたとのこと。中小企業にとって国際基準に則った訓練・資格試験が国内の第3者機関で実施されることは、中小企業の技術者育成にかかる負担を下げることに繋がり、一貫生産に向けたボトルネック工程の解消に繋がることが期待されるとの見方を示している。
 国内の航空機産業にとって複数工程の一貫生産体制を構築することは、国際競争力を維持・向上するためにも不可欠。そのなかでも航空機の安全性を担保する「非破壊検査」はとりわけ重要な工程だった。一方、一貫生産体制を構築しようにも、中小企業は非破壊試験技術者不足に悩まされ続けてきており、あたまの痛い課題となっていた。
 非破壊検査を実施するには・・・

 

〔試験日程〕
・筆記試験=2019年12月16日(月曜日)
・実技試験=2019年12月17日(火曜日)~19日(木曜日)

〔試験実施NDT及びレベル〕
・磁気探傷試験(MT)レベル2
・浸透探傷試験(PT)レベル2

〔受験申請期間〕
・2019年12月2日(月曜日)~12月6日(金曜日)
〔筆記試験・実技試験場所〕
・兵庫県立工業技術センター