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チーム新宿、ドローン使った災害時情報収集・発信を実証
4回目の実証、初の気象センサー導入も
新宿駅周辺防災対策協議会メンバー企業と新宿区は来る12月13日、日本有数の人口密集地帯である新宿西口エリアにおいて小型無人航空機(ドローン)を活用した災害時の情報収集・発信の実証実験をすることを決めた。実証実験は4回目となり、今回の実証実験では初めて気象センサーを導入する。同時に開催される新宿区災害対策本部訓練への情報提供を検証する計画だ。
メンバー企業は損害保険ジャパン日本興亜、SOMPOリスクマネジメント、工学院大学、理経、そして新宿区(チーム・新宿)。新宿駅周辺防災対策協議会は、2007年から継続的に大規模地震を想定した共助の訓練に取り組むとともに、地域の防災力の向上に取り組んできた。これらの活動を通して、災害発生直後の情報収集・発信などが課題として挙がっているとのことで、同協議会では、その対応を検討しているところ。
※画像=ドローンを使った災害時の情報収集と発信を実証する。今回で4回目の実証実験だ(提供:チーム新宿)