「日中観光交流の夕べ」300名参加して開催

李中国文化旅游部副部長「相互交流1500万人」めざす

　山梨県北杜市で今日から開催される初の「日中観光代表者フォーラム」の開催を前に、中国文化旅游部主催により12月3日、「日中観光交流の夕べ」が東京・目白のホテル椿山荘東京で、日中双方から150名、計350名の旅行業界関係者が集い、盛大に開催された。
　中国側を代表して、来日した李金早中国旅游部副部長は「令和元年に日中ハイレベル人的・文化交流対話が開催され、中国観光交流代表団を率いて、日本を訪問できたことを嬉しく思う」と述べた。
　李副部長は、今年5月に北京で開催されたアジア文明対話大会で、習近平主席がアジア観光促進計画の実施を提案したことを紹介。2018年に中国からの海外旅行者のうち7割位以上はアジアで、とくに、観光インフラの整っている日本、韓国、東南アジア諸国に多くの旅行者が行ったことを指摘した。
　李副部長は「中国の観光業、中日観光交流は新しい時代を迎えようとしている。近年、中国ではビザ緩和などの観光促進政策、旅行関連産業の人材育成など、観光・旅行のサービス向上に努めてきた。多くの日本人が中国を訪問し、多くの中国人が日本を訪問するように日本と協力して、両国
の年間相互交流1500万人を目標とする」と力強く語った。

※写真＝中国観光交流代表団を率いて来日した李金早中国旅游部副部長

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※写真＝林幹雄自民党幹事長代理、自民党観光立国調査会長

※写真＝門博文国土交通大臣政務官

※写真＝「ハタチの一歩」で中国研修旅行に参加した若者たち

※写真＝菊間潤吾JATA副会長の音頭により全員で乾杯