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河野防相、日印戦闘機訓練「強いメッセージ」
河野太郎防衛大臣は、去る11月30日のインド訪問および第1回目となる2+2会合で、初めて日印共同の戦闘機訓練を日本で実施することが決まったことに、「日本とインドの防衛協力をしっかりと対外的にも発信する強いメッセージになるのでは」と期待感を述べた。
3日の会見で河野大臣は、空軍種間の共同訓練を日本で行うことが、米国、英国、豪州に続く4ヵ国目となることに触れ、航空自衛隊の戦術技量の向上のみに留まらず、日印の友好関係を各国へアピールするものだと説明。3軍種間で共同訓練が行われるほか、インドとの物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉、防衛装備・技術協力なども進展しているとして、“自由で開かれたインド太平洋”構想に基づく海洋安全保障協力の更なる進展につながるとして評価した。