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エアバス、ユナイテッド航空からA321XLRを50機受注
757-200後継機に充当、UALはA350受領を27年に延期も
エアバスは12月3日(仏現地時間)、ユナイテッド航空との間で、A321XLRを50機受注する契約を交わしたことを発表した。エアバスによれば、2024年からユナイテッド航空に対する納入をスタートする計画だ。
ユナイテッド航空は経年劣化した757-200型機の後継機などとしてA321XLRを充てる。A321XLRは、単通路機最長となる航続距離最大4700海里を飛行することが可能な機体で、今年のパリ国際航空ショーで正式にローンチされた。ユナイテッド航空は米国東海岸と欧州を結ぶ路線に同機を投入して、新たなディスティネーションの開拓などを進めていく方針だ。
A321XLRを導入する一方、ユナイテッド航空はA350XWBの引き渡しを2027年にまで延期することもあわせて明らかにした。