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AiRO、中部実証実験で誘導路横断を自動判別
遠隔操作での走行・ドア開閉などランプバス運行
AiROは12月16日から18日までの3日間、中部国際空港(セントレア)で乗客の輸送を想定した自動走行バスの実証実験を行う。この実験では、去年の実証実験で使用したZMP製の「RoboCar Mini EV Bus」をベースに、各種自動運転の機能・性能の向上を目指す。新たな取組みとしては、誘導路の横断を自動で判別するシステムを世界で初めて導入するほか、バスの遠隔操作機能を付随させて、それらの機能の検証を行う。AiROでは、来年度にも空港制限区域内の自動運転技術を実用化するとして、この度の実験はその最終実証という位置付けだ。車内スタッフは基本的にバスの運行に携わらず、遠隔管理室からドア開閉などオペレーションを行う。より実運用に近い技術およびサービスを検証する。
新たに取り組む誘導路横断の判別システムは、・・・
※写真=セントレアで実証実験を行う自動走行バス「ZMP製 RoboCar Mini EV Bus」(提供:AiRO)