WING
ANA10月、国際線旅客数0.2%増の83万3063人
北米ホノルルと欧州方面好調、国内旅客は0.5%増と堅調
全日空(ANA)が発表した10月の旅客輸送実績によれば、国際線の旅客数は前年同月比0.2%増加した83万3063人、利用率は76.4%だった。一方、国内線の旅客数は0.5%増加した306万9195人、利用率は64.6%だった。
国際線の座席供給量を示す座席キロは4.6%増えた58億931万4000座席キロへと拡大。旅客需要を示す旅客キロは6.2%伸びた44億3775万8000人キロとなった。
なかでも北米・ホノルル方面の旅客数は15.2%増加した20万4424人となるなど好調。欧州方面も4.8%旅客数が増加したが、一方でアジア・オセアニア方面の旅客数は5%減少した54万5948人だった。
国内線の座席供給量を示す座席キロは2%減少した44億1338万1000座席キロ、需要を示す旅客キロは0.3%増加と微増した32億7689万2000人キロだった。
〈国際線の方面別旅客実績〉
・北米/ホノルル=旅客数:20万4424人(15.2%増)、利用率:79.3%、座席キロ:22億359万6000座席キロ(8.5%増)、旅客キロ:1747348人キロ(12.4%増)
・欧州=旅客数:8万2691人(4.8%増)、利用率:81.9%、座席キロ:9億5217万8000座席キロ(8.4%増)、旅客キロ:7億7973万7000人キロ(4.3%増)
・アジア/オセアニア方面=旅客数:54万5948人(5%減)、利用率:72%、座席キロ:26億5354万座席キロ(0.4%増)、旅客キロ:19億1067万3000人キロ(1.7%増)
※写真=欧米など遠距離線で比較的好調だった