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2019.12.10

ウイングトラベル

インドネシア政府の観光部門の幹部が来日

5つのデスティネーションに集中投資へ

 インドネシア観光クリエイティブエコノミー省の幹部が来日し、12月6日に日本の旅行業界関係者とビジネスギャザリングを開催した。インドネシア政府は観光分野を最重要政策の1つとして位置づけて取り組みを強化している。今後はボロブドゥールやマンダリカなど5つのデスティネーションに対して集中投資を行っていく方針を示したほか、MICE関連の予算も増額し誘致促進を図っていく計画を明らかにした。
 インドネシア政府はジョコ・ウィドド大統領の2期目就任にあたり、観光省の名称を「観光クリエイティブエコノミー省」と改めて観光政策の強化に乗り出している。今回は日本のマーケットに対して同省の基本方針などを説明することを目的にビジネスギャザリングを行うこととしたもの。今回はアルディ・ヘルマン国際マーケティング総局アジア太平洋局長、MICE開発促進チームのホセア・アンドレアスルンカット チェアマン、文化・遺産チームのトップを務めるテンディ・ヌララム氏が来日し、プレゼンテーションを行った。
 アルディアジア太平洋局長はプレゼンテーション冒頭で、ジョコ政権の政策の柱として、農業や鉱物関連産業、水産業とともに観光を挙げていることを紹介した上で「現在は観光が最重要政策として位置づけられている」点を強調した。

 

 日本では旅行会社との共同プロモ一段と強化
 MICE誘致促進へ「大きな予算を用意」

※写真=プレゼンテーションを行った関係者による記念撮影。写真中央がインドネシア観光クリエイティブエコノミー省のアルディ・ヘルマン国際マーケティング総局アジア太平洋局長

※写真=都内ホテルで行われたビジネスギャザリングの模様