記事検索はこちらで→
2019.12.11

WING

航空自衛隊、宮崎県の滑落男性救助で派遣要請

新田原救難隊UH-60Jがホイストで搬送

 航空自衛隊は12月10日、宮崎県の双石山(ぼろいしやま)で男性1名が滑落したとして、宮崎県知事から捜索救助の災害派遣要請を受け、活動を行った。
 要請があったのは13時25分。第5航空団司令は要請を受け、13時55分に新田原救難隊のUH-60Jを1機離陸させて、捜索を開始した。その後救助者は、消防によって発見された。救助者の搬送のため、UH-60Jから救難隊2名が降下し、地上の捜索隊と連携。16時9分には、救助者をホイスト(吊り上げ)で救助し、宮崎空港へ搬送した。空港では、16時26分にドクターヘリへ引き継ぎ、16時44分には撤収要請を受けて活動を終了した。

 

※図=新田原救難隊が活動した双石山(提供:防衛省)