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2019.12.11

WING

羽田国際線直結、部屋数1717室のエアポートホテル誕生へ

天然温泉施設やショッピングセンター、大規模ホールも

 住友不動産および羽田エアポート都市開発は12月10日、羽田空港国際線ターミナルに直結するかたちで開発を進めている複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」に、国内空港敷地内ホテルとして部屋数が最大となる、合計1717室ものエアポートホテルを建設することを発表した。住友不動産らによれば、「羽田エアポートガーデン」は、街区全体を「おもてなし・利便性」、「交流・賑わい」、「交通利便」の機能を備えた複合開発を計画しているとのこと。『人が集い、賑わいが生まれる街』にしたいという想いを込めて、人々が集まる場をイメージして、その名称を「ガーデン」とした。
 羽田空港は来年3月末からスタートする夏ダイヤから国際線機能を大幅に拡充する。そのため大幅に利用者数が拡大することが見込まれているが、空港周辺ではこれまでも慢性的なホテル不足が悩みの種の一つだった。とりわけ羽田空港国際線旅客は、2020年には年間2200万人、1日あたり5.5万人の利用者数が想定されており、この数字は繁忙期である現在のお盆期間の1日あたりの利用者数とほぼ同じ数字となることが見込まれている。
 羽田空港跡地において進められている「羽田エアポートガーデン」の総敷地面積は4万3000平方メートル。羽田空港国際線に直結するという立地を活かし、エアポートホテルのほか、MICE対応のイベント・ホール(約2400平方メートル)、さらには展望天然温泉施設、バスターミナル、そして商業施設を整備する。

 

充実したサービス・設備のラグジュアリーホテル
多様なニーズ対応のハイグレードホテルも

 

富士山や航空機眺める天然温泉施設
ショッピングシティには約90店舗が入居

 

※画像=国際線ターミナルに直結して整備が進む複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」(提供:住友不動産、羽田エアポート都市開発)

※画像=全160室のラグジュアリーホテルのイメージ(提供:住友不動産、羽田エアポート都市開発)

※画像=ハイグレードホテルは多様な利用者ニーズに対応(提供:住友不動産、羽田エアポート都市開発)

※画像=天然温泉のイメージ。ホテル宿泊者のみならず空港利用者の癒やしの空間に(提供:住友不動産、羽田エアポート都市開発)