台湾ファーイースタン航空、経営難で運航停止

新潟・秋田・福島－台北運航、旅行会社も造成

ファーイースタン航空（遠東航空）は12月13日、資金繰り悪化のため、国際線・国内線の全ての運航を停止した。日本路線は新潟－台北を定期便、秋田・福島－台北を定期チャーターで各週2便運航、旅行会社もツアーを造成し、販売している。
　同航空は日本語公式ウェブサイトで12月12日、「ファーイースタン航空は、長期的な営業損失による資金確保の困難により、2019年12月13日以降の全ての運航を停止することとなりましたことをお知らせ致します。尚、12月13日以降にて航空券をご購入済のお客様には、当該航空券の全額をご返金させていただきます。」と緊急告知した。同航空の日本地区総代理店は、株式会社ケイエムプランニング。
　また、同航空の公式ウェブサイトでは、予約した航空券は、旅行会社やファーイースタン航空コールセンター（02）4499567まで問い合わせるよう告知している。対応日時は12月13日から20日までの8時から17時まで。
　同航空は2012年に熊本、富山へ国際チャーター便を運航、2016年11月から新潟－台北（桃園）線の国際定期チャーター便の運航を開始し、2017年11月から新潟－台北戦の定期便を週2便で就航した。また、秋田、福島と台北の定期チャーター便を各週2便で運航していた。使用機材はMD-83型機。

※ファーイースタン航空日本語公式サイトに掲載した運航停止の緊急告知
https://fat.jpn.com/pdf/191212_news.pdf

※画像＝ファーイースタン航空公式サイトの告知