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ノーザンヴァイパー、陸自5旅団と米第3海兵師団が実施へ
MV-22等用いて空地連携による共同対処能力向上図る
陸上幕僚監部は12月12日、日本国内での陸上自衛隊と米海兵隊の実動演習「ノーザンヴァイパー」を2020年1月22日から2月8日までの間、北海道大演習場などで実施すると発表した。
今回、陸自からは第5旅団長の小瀬幹雄陸将補を担任官に、帯広駐屯地に所在する第4普通科連隊、第5特科隊、第1対戦車へリコプター隊などが、AH-1、UH-1Jをはじめとする各部隊の装備品をもって参加する。また、米海兵隊からは第3海兵師団長のウィリアム M ジャーニー少将を担任官に、第4海兵連隊、第12海兵連隊第3大隊、第36海兵航空群が、高機動ロケット砲システム(HIMARS)、MV-22、AH-1Z、UH-1Yをはじめとする各部隊の装備品をもって参加。日米部隊は北海道大演習場をはじめ、矢臼別演習場、帯広駐屯地のほか、航空自衛隊千歳基地を使用するとのこと。
陸幕は今回のノーザンヴァイパーについて、国内での米海兵隊との共同訓練としては過去最大規模の日米部隊が参加するとしており、北海道の良好な訓練基盤を活用して各種地形・気象下での空地連携による日米共同対処能力を向上させるとしている。また、今回のノーザンヴァイパーはMV-22の訓練移転に係る事業として行なう。