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FMS調達で遡った減免は不可、防衛省が見解
手数料減免制度受けず、利益となるか検討中
防衛省は、米国との有償軍事援助(FMS)による防衛装備品調達で、これまで手数料の減免措置を受けていなかったことについて、過去に遡った減免を受けることができない見解を示した。一部報道では、2018年度FMS調達で他国並みの減免を受けていれば、10億円以上の削減が可能だった試算が示された。現在防衛省は、減免を受けるための合意が日本の利益となるか、検討を行っているとしている。衆議院の長尾秀樹議員の質問主意書に対して、防衛省が示した答弁書で明らかになった。