記事検索はこちらで→
2019.12.19

WING

ATR、北海道エアシステムにATR42-600型機を納入

北海道の大自然イメージした特別塗装、3月運航開始

 ATRは12月18日(仏現地時間)、北海道エアシステム(HAC)に対して、HAC初となるATR42-600型機(JA11CHC)を納入したことを発表した。HACは運航中のサーブ340Bの後継機としてATR42-600型機を導入する。HACは1号機を特別塗装機としてデザイン。3月29日から始まる夏ダイヤから運航を開始する計画だ。
 HACが導入したATR42-600型機は、HACが運航中のサーブ340Bに比べて座席数が増加する。HACのサーブ340Bの座席数は36席だが、ATR42-600型機では48席へと増席する。頭上の手荷物入れが拡大するほか、横幅18インチ(約46センチ)の座席を装備している。
 北海道初導入となったATR42-600型機には、HAC社員それぞれの北海道への思いを託し、北海道出身のデザイナーである鈴木奈々瀬(すずき ななせ)氏がデザインした、ふるさと北海道の大自然を想いイメージにしている。
 そのデザインコンセプトは、北海道の豊かな海と、美しい雪が舞い降る大地。・・・

 

※写真=ATRがHACにATR42-600型機を初めて納入。新たな北海道の翼は3月から運航を開始する(提供:ATR)