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2018.06.06

ウイングトラベル

IATA、18年の航空会社利益を46億ドル下方修正

大幅な燃油費上昇や人件費増加で利益圧迫

 国際航空運送協会(IATA)が6月4日(現地時間)に発表した、2018年における世界の航空会社の利益予想によると、純利益は338億ドル(純利益率:4.1%)になる見通しだ。燃油費や人件費が上昇して利益を圧迫することで、昨年12月に発表した利益予想384億ドルを大きく下回る予測だ。
 ちなみに世界の航空会社は昨年、380億ドルの利益を計上することに成功。IATAでは、2017年の利益を押し上げた一時的な税額控除などの特別会計項目によって大きく歪められているとの見方を示しながらも、この数字は当初予想されていた345億ドルを大きく上回る結果となった。