ウイングトラベル
HIS、労基法違反で略式起訴、「深くお詫び」
人員体制整備や業務見直しで違法状態既に解消
エイチ・アイ・エス(HIS)は、東京労働局から労働基準法に定める上限を超える時間外労働があったとして、略式起訴されたことについて、「今後の裁判所の裁定に従い、真摯に対応させていただきたいと思います。お客様や株主の皆様をはじめとするご関係者の皆様方に、多大なるご心配をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます」とするコメントを6月1日付で出した。
同社は2016年3月に東京労働局の調査を受けて以来、同局の調査に全面的に協力するとともに、労働時間管理の徹底、営業時間の短縮、人員体制の整備、業務内容の見直しを推進し、労使協定の上限を超える長時間労働を解消するように努め、現在までに労務管理上の違法状態は解消していると説明している。