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中国海軍のフリゲート沖-宮間通過、3・4日立て続けに
中国海軍の艦艇が、6月3・4日と立て続けに沖縄本島と宮古島間を通過した。統合幕僚監部によると、中国海軍ジャンカイII級フリゲート艦1隻が3日17時ごろ、宮古島北東約100キロの海域を南東進し、太平洋へ向けて航行した。4日23時ごろには、同一艦艇が宮古島南東約70キロの海域を北上して、その後東シナ海へ向けて航行した。
中国艦艇の航行を確認したのは、3日が海上自衛隊第5航空群のP-3C(那覇)で、4日が同じく第5航空群P-3Cと、第14護衛隊の「まつゆき」(舞鶴)だった。
中国軍は、航空機・艦艇とも同地域での活動を活発化させていて、防衛省では警戒感を強めている。
※写真=上段が3日に確認した中国海軍のジャンカイII級フリゲート艦で、下段が4日の同一艦艇(提供:統幕)