WING
アメリカン航空、MAX運航停止金銭的補償でボーイングと合意
アメリカン航空は1月6日(米フォートワース現地時間)、運航停止中の737MAXに関して、昨年発生した金銭的な補償に関して、機体メーカーであるボーイングとの間で合意したことを明らかにした。アメリカン航空によれば、737MAXの運航停止により、201年の営業利益が減少すると予測されているとの認識を示した。
737MAXの運航停止措置は、昨年3月に講じられて以降、既に越年して2020年に突入しており、その影響が更に拡大している。
米連邦航空局(FAA)における737MAXのMCASソフトウェアの改修が認可される見通しは、現段階では依然として不透明。同型機を保有するアメリカン航空は引き続き、2019年以降の737MAX運航停止に関連した損害賠償について、ボーイングとの間で対話を継続する方針だ。
ちなみにアメリカン航空は現段階で、737MAXで問題となっているMCASソフトウェアについてFAAが認証すれば、今年4月7日までに招待客などが搭乗するフライトを行うとしている。