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ロッキード、F-35フリート維持の年間契約署名
2020年は19億ドル、維持システム改善を促進
ロッキード・マーティンは1月6日(米国現地時間)、米国防総省F-35統合プログラムオフィス(JPO)とロッキード・マーティンをはじめとする業界チームとの間で世界のF-35戦闘機フリートの運用と維持サポートについて、19億ドルの年間契約を結んだと発表した。契約期間は2020年12月31日までとなっており、基地及び各デポのメンテナンス、パイロットや技術要員の訓練などを含んでいる。また、部品修理や補充のため、F-35フリート全体のデータ分析やサプライチェーン管理も行ない、フリート全体の供給可用性を向上させるとしている。
ロッキード・マーティンのGleg Ulmer副社長兼F-35プログラムのゼネラルマネージャーは、「政府と業界のチームは、引き続き準備率と維持コストの改善に務め、2020年には維持システムの最適化を促進する」と述べ、「F-35の維持コストが既存機と同等かそれ以下になると確信している」と語っている。