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2019年の訪日外客数、2.2%増の約3188万人
赤羽大臣が会見で発表、8年連続増も伸び鈍化
2019年(1-12月)の訪日外客数は、前年比2.2%増の約3188万人と、一ケタの伸びながらも過去最高を更新したことがわかった。赤羽一嘉国土交通大臣が1月10日午前に開かれた閣議後会見で速報値を明らかにした。なお、2019年の出国日本人数の速報値については発表しておらず、発表は来週末になる見通しだ。
赤羽大臣は、2019年の訪日外客数が2.2%増の約3188万人となったことについて、日韓関係に伴う韓国からの訪日客数の減少や、相次ぐ自然災害などのマイナス影響があった一方で、戦略的なビザ緩和、CIQの拡充、交通ネットワークの拡充、多言語表記をはじめとする受入体制整備、観光資源の磨き上げ、継続的なプロモーションなどの取り組みの成果により、2.2%増の伸びを確保できたと総括した。
過去10年間の訪日外客数の推移は以下の通り。カッコ内は前年比。2019年は速報値。
▼2010年=861万1175人(26.8%増)
▼2011年=621万8752人(27.8%減)
▼2012年=835万8105人(34.4%増)
▼2013年=1036万3904人(24.0%増)
▼2014年=1341万3467人(29.4%増)
▼2015年=1973万7409人(47.1%増)
▼2016年=2403万9700人(21.8%増)
▼2017年=2869万1073人(19.3%増)
▼2018年=3119万1856人(8.7%増)
▼2019年=約3188万人(2.2%増)
※写真=赤羽一嘉国土交通大臣自らが2019年の訪日外客数の速報値を発表した