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ロッキード、OpFiresフェーズ3でDARPAと契約
極超音速ミサイルシステムのCDRまで設計
ロッキード・マーティンは1月15日、米・国防高等研究計画局(DARPA)から極超音速滑空ミサイルシステムを開発するOperational Fires(OpFires)プログラムのフェーズ3兵器システム統合プログラムについて、3190万ドルで契約したと発表した。フェーズ3では、初期の要件開発から2021年後半のCDR(Critical Design Review)までの設計を行なうとのことで、2021年に構成品とサブシステムのテスト、2022年に統合飛行試験を行う予定となっている。
ロッキード・マーティンは、「OpFiresミサイル(の開発)は、高い機動性と即応性を持ち、予測不可能な地点から発射して敵対脅威を鎮圧することを米陸軍に提供するために極めて重要」とし、「現在ATACMS、GMLRS、そしてPAC-3を製作している経験豊かなチームを活用してプロトタイプミサイルを提供することになる」としている。
※画像=Operational Fires(OpFires)プログラムの概念図(提供:DARPA)