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2018.06.07

WING

JAL客室乗務員、運航中にトイレで缶ビール

航空局が厳重注意、7月4日までに再発防止策

 航空局は6月6日、運航中の日本航空(JAL)機内において、バンコク基地に所属する男性客室乗務員が、休憩中にトイレで缶ビールを持ち込んで飲み、クルーレストで仮眠後、業務を行ったことについて、厳重注意を行った。航空局としては、JALにおいて再発防止策を検討し、7月4日までに文書で報告することを求めた。その上で、航空局としても確実に図られ安全運航のための体制が維持されるよう、引き続き厳格に指導監督を行っていくとしている。
 この問題は、去る5月31日にホノルル空港発関西空港行きのJL8791便の機内で発生。この便を利用した乗客から、JALのお客様対応窓口に「機内で客室乗務員が化粧室でビールを飲んだ疑いがある」との問い合わせがあり、客室乗務員等への聞き取り調査の結果、6月1に事実が判明した。