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2020.01.23

WING

エアバス、トゥールーズにA321製造ライン増設

A380製造工場にデジタル技術駆使したラインを

 エアバスは1月21日(仏現地時間)、本拠地である仏トゥールーズにおいて、A321の製造ラインを増設することを決めたことを発表した。エアバスによると、増設するラインはA320製造システムの近代化促進の一環としており、これまでA380を製造してきた工場に、デジタル技術を駆使したA321製造ラインを敷設する。その敷設は2022年半ばまでに行うとしている。
 A321は航空会社からの旺盛な需要がある機体だ。現在、欧州でA321の組み立てを行っているのは独ハンブルクの最終組立工場のみとのこと。米国ではアラバマ州モビールの施設でも組み立ておよび引き渡しを行っている。

 

※写真=現在A380を製造している工場にA321製造ラインを設置する