WING
NAA、3タミへ警備ロボット導入へ、2月から稼動開始
成田ロボット導入第3弾、高い機動性で警備強化
成田国際空港会社(NAA)はこのほど、成田空港第3ターミナルへ新たな警備ロボットを導入すると発表した。このロボットは、SEQSENSE社の「SQ-2」といって、足回りの面積が小さく、狭い通路などでの高い機動性が特徴。出国手続き後エリアで2月4日から立哨警備や巡回警備で稼動を開始する予定だ。
SQ-2は、3タミで今後さらなる旅客数の増大が見込まれるため、採用が決まったという。足元のサイズは51センチ×50.6センチで、高さ129.5センチというコンパクト化を実現。6時間の連続稼動(最大10時間)が可能としている。走行速度は、秒速40センチで、時速にして1.4キロほどとなる。
このロボット導入は、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたロボット導入取組みの第3弾。第1弾の警備ロボット「セコムX2」は、2019年6月から第1・2ターミナルで稼動を開始して、現在4台体制でターミナルの警備を行っている。第2弾は清掃ロボット「Neo」および「MB-CL02」の導入で、これは2019年11月から運用を開始した。・・・
※図=SEQSENSE社「SQ-2」の主要諸元(提供:NAA)