航空局、30日から羽田新飛行経路の実機飛行開始

管制官の慣熟確認、騒音測定でデータ随時公開

　国土交通省航空局は1月30日から、羽田空港新飛行経路に実機を飛行させる。3月11日までの間に北風時・南風時それぞれ7日間程度行って、3月29日からの運用開始に向けて管制官の慣熟を図る。さらにこの確認に併せて、新飛行経路の騒音影響の実態を把握する。新たに設置する航空機騒音測定局18ヵ所で、臨時の騒音測定を行って、測定結果を公表する。
　羽田の新飛行経路は、夕方時間帯の15～19時に適用する経路。特に南風時の着陸で都心上空を飛行する経路になる。さらに天候によっても変化が生じるため、実際に航空機を飛ばせて管制官の手順など確認を行った上で、3月29日の運用開始を目指す。実機の飛行確認は北風時の運用で、7日間程度行うとして、・・・